もしもの地震に備える 強くしなやかに耐震リフォーム

ガーディアン・ウォール大壁標準仕様の場合
※ ガーディアン・ウォール大壁標準仕様の場合

ガーディアン・ウォールは既存の住宅を生かして補強する面材耐震補強壁です。既存住宅に起こりうる多様な改修環境に最大限に対応すべく開発されました。

01 コストパフォーマンスの高い耐震工事

ガーディアン・ウォールは床や天井などを壊さず壁を取り換えるだけの小規模な工事で、住まいの耐震性を向上させる耐震壁です。一般的に行われている耐震工事では壁以外に床や天井などを壊す大掛かりな工事となってしまいます。これに対し、ガーディアン・ウォールは解体・撤去・修繕などの工事がなくなるので工事期間が短くなります。
また、住みながら耐震工事ができるので仮住まいのための費用や手間などの負担を無くします。

一般的な耐震壁(筋かい壁)

一般的な耐震壁(筋かい壁)

ガーディアン・ウォール耐震工事

ガーディアン・ウォール耐震工事

省コストで洋室を耐震化

一般的な耐震工事で使用されることが多い筋かい壁とガーディアン・ウォール大壁の設計耐力を比較するとほとんど同じ値となります。
しかし、一般的な耐震壁の施工は、「天井部分」「床部分」の解体・撤去・復旧作業が必要になるので、大掛かりな工事になります。
一方、ガーディアン・ウォール 大壁の施工は、「天井・廻縁」「床・巾木」を残したまま工事が出来るので、コンパクトに工事ができます。

一般的な耐震壁(筋かい壁)

一般的な耐震壁

ガーディアン・ウォール大壁(洋室補強)

ガーディアン・ウォール大壁(洋室補強)

和室を和室のまま耐震化

柱が部屋の表に出る真壁(和室補強)の場合、一般的な耐震工事は「片筋かい」と言われる筋かい壁となり、設計耐力は半分の3.2kN/mとなります。
それに対して、ガーディアン・ウォール真壁(和室補強)の設計耐力は6.1kN/mと約2倍の耐力になります。
一般的な耐震壁の施工は、「天井部分」「長押・鴨居」「床部分」の解体・撤去・復旧作業が必要で大掛かりになります。
場合によっては、耐震前の和室の佇まいを壊してしまうこともあります。
ガーディアン・ウォール 真壁の施工は、「天井・廻縁」「長押・鴨居」「床・巾木」を残したまま工事が出来ます。なので、耐震前と変わらない和室のまま耐震化が出来るのです。

一般的な耐震壁(筋かい壁)

一般的な耐震壁(筋かい壁)

天井部分・床部分を壊して工事をします

ガーディアン・ウォール大壁(洋室補強)

ガーディアン・ウォール大壁(洋室補強)

天井・廻縁や床・巾木を残したまま工事が出来ます。

少ない工事壁数で優れた耐震性

ガーディアン・ウォールは、一般的な耐震工事と比べて少ない補強壁数で耐力になる耐震工事をすることが出来ます。
例) 築30年の2階建て延床面積 35坪

一般的な耐震補強壁の工事箇所

一般的な耐震補強壁の工事箇所

「構造評点 0.47を1.0」に補強した場合
※「構造評点 0.47を1.0」に補強した場合

ガーディアン・ウォールの工事箇所

ガーディアン・ウォールの工事箇所

ガーディアン耐震改修工法 耐震壁

※構造評点とは、建築士などの専門家が行う耐震診断や設計図書や現地調査によって構造強度を計算して出された数値を指します。

引越し不要+工事費も省コストに

ガーディアン・ウォールでの耐震工事は、大規模となる一般的な耐震工事と比較して約半分の費用でできます。また仮住まいの費用を除いた工事費だけでみるとおよそ1/3の費用がカットできます。
一般補強壁とガーディアン耐震改修工法の工事費用の違い

一般補強壁とガーディアン耐震改修工法の工事費用の違い

※ 建物の条件によっては異なります。
※上記のプランには、足場工事、防腐・防蟻処理、防水など老化補修工事は含まれておりません。

02 なぜ大地震に強いのか

既存の「柱」を守る

木造住宅の和室の柱には「貫」「長押」「付け鴨居」「廻り縁」といった壁下地のための横材や、装飾的な横材を留めつけるための欠き込みが多数あります。
その中でも特に「長押」と「貫」の欠き込みは重なることが多く、単に壁を固めるだけの補強だと柱が折れてしまうような危険な補強となりかねません。
ガーディアン・ウォール真壁(和室補強)はその弱点を補強し柱を守ることで大地震に粘り強い耐震性能を発揮します。
ガーディアン・ウォール真壁(和室補強)

長押プレート設置時の比較試験

長押プレートを設置した耐震壁と設置していない耐震壁の強度比較試験を行ないました。設置していない耐震壁は長押の欠き込みや貫穴の位置から折れてしまいます。長押プレートを設置した耐震壁は長押プレートが長押部分の弱点を補強し粘り強く耐えました。

長押プレートを設置した耐震壁

長押プレートを設置した耐震壁

地震の力を受け流す

『筋かい壁』は一般的に強度型と言われていますが、大地震時に建物が大きく揺れると中央で筋かいが折れてしまい、急激に耐力を失ってしまいます。
『ガーディアン・ウォール』は耐震パネルを3枚に分割し、その耐震パネルを専用ビスでしっかり固定します。すると大きな揺れに対しては耐震パネルのつなぎ目から力を逃がす構造になっているので、大地震に対して折れることなく粘り強く力を発揮します。

地震の力を受け流す

地震の力を受け流す

地震の力を受け流す

03 比較振動実験で強さを実証

実験概要

実際の建物をモデルとした実大建築物を使い、大地震が起きた場合を想定した振動実験を行ないました。

振動実験

 2階建て木造軸組工法の建築物、2階部分は想定の重量と同じ「おもり」を載せて調整します。
実験日 2014年10月
実験場所 防災科学技術研究所
建物の大きさ 幅3.33m×奥2m×高3m
想定した床面積 31.3㎡
建物重量 28.5kN(軽い屋根を使用)
地震波 『大地震』…BCJ-L2100%(震度6弱)
『大地震2倍』…神戸NS原波(震度6強)
の順に揺らします。

実験目的

比較する試験体は「合板壁」「ガーディアン・ウォール大壁」「ガーディアン・ウォール真壁」の3種類です。『大地震1倍』→『大地震2倍』を順番に揺らして、試験体の最大揺れ幅の比較と、揺れた後に残っている耐力を比較しました。

比較する耐震壁

合板壁(一般的な耐震方法)
1.合板壁(一般的な耐震方法)

ガーディアン・ウォール大壁
2.ガーディアン・ウォール大壁

ガーディアン・ウォール真壁
3.ガーディアン・ウォール真壁

実験映像


「合板」と「ガーディアン・ウォール大壁」の比較


「合板」と「ガーディアン・ウォール真壁」の比較

実験結果

最大揺れ幅の比較
『大地震2倍程度』の振動を与えて、2階の床が最大どれだけ揺れたか(変形したか)を比較しています。
『大地震2倍程度』の振動では、「1.合板壁」は倒壊には至らなかったものの建物は大きく揺れ、建物は倒壊の恐れがある領域まで大きく揺れました。それに対し「2.大壁」(洋室補強)「3.真壁」(和室補強)ともに「1.合板壁」と比べ最大揺れ幅を約半分に留め、大地震に対する強さを実証しました。

大地震2倍程度 実験結果
時刻歴応答変位…大地震2倍程度想定(神戸NS100%)

大地震2倍程度 実験結果
最大揺れ幅の比較

残存耐力の比較
『大地震2倍程度』の振動でダメージを受けた中央の耐震壁が、地震エネルギーをあとどの程度吸収できるかを比較しています。
『大地震2倍程度』の振動では、「1.合板壁」残存耐力0%となり耐震性能をすべて使い果たしたのに対し、ガーディアン・ウォールは「2.大壁」(洋室補強)「3.真壁」(和室補強)ともに約半分の耐震性能を維持し大地震とその後の余震への強さを実証しました。

大地震2倍程度 実験結果

04 様々な機関で評価

「住宅等防災技術評価」を取得

ガーディアン・ウォールは建築の防災・維持管理に関する制度・評価等を行っている(一財)日本建築防災協会の住宅等防災技術評価を取得しており、耐震診断法による設計では耐力の加算が可能です。
また、各市区町村がおこなっている耐震改修助成の対象として一般的に取り扱われています。

住宅等防災技術評価を取得

耐震診断法による設計

「耐震改修技術コンペ最優秀賞」を受賞

阪神淡路大震災から10年をきっかけに開催された2004年度ひょうご住宅耐震改修技術コンペで、ガーディアン・ウォールが工法部門28件の応募の中、最優秀賞を受賞しました。

ひょうご住宅耐震改修技術コンペ

ひょうご住宅耐震改修技術コンペ